2017年2月14日火曜日

【局めぐり記】 岡山平野を横断して吉備路へ


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日時 : 2017年2月6日
天気 : 晴れ時々曇り
 
今回は2日の休みができたので前回大雪のせいで行くことのできなかった山陽地方へ行きました。
前日のうちに姫路バイパスの別所パーキングに詰めて、仮眠。
翌朝、岡山に向けて2号線をひたすら走り、瀬戸内町にある笠加簡易郵便局よりスタートする予定でした。
ところが、当日の朝に見たものはバイパスを埋め尽くす渋滞の列。
どうやら姫路市の西の方で事故があったらしく、通行規制で大混雑となっていました。
このままでは辿り着けないと下道に降りて、1時間くらいかけて龍野西ICまで辿り着いて、ここから和気ICまで高速で移動。本来ならのんびりと国道を走っていても間に合う予定だったので、朝からグダグダの状態となってしまいました。

笠加簡易郵便局
 1局目の笠加簡易郵便局には9時30分にようやく到着。
ここはかつて農協委託の簡易局でしたが2006年に閉鎖され、2013年に個人委託で再開されました。邑久町周辺は2012年に局を回っていたため、その1年後に復活してしまい、いつか訪問しなくてはとずーっと思いながら4年近くが経っていました。
局内には局員さんが3人もいて簡易局とは思えない気合いの入り具合です。

ここからは岡山市内の北部を西へ西へと進んでいくコースを取ります。
2局目、岡山四御神(しのごぜ)までは13キロ。実際に行ってみると30分近くかかります。
この四御神と書いて「しのごぜ」と読む難解な地名についてはこの地区に4つの神社があったからと言われています。しかしいくら調べても 「ごぜ」 がなぜ神社をさすのかよくわかりません。この4つの神社は奈良の大神(おおみわ)神社を分祀した説があるので、大神の神官の先祖である巨勢 (こせ) 氏のことをさしてるのかもしれません。

さて、ここから東岡山駅の北側にある住宅地を横断しながら西へと向かうわけですが、この辺りの住宅地はあまり都市計画がきちんとしないままに開発されたところらしく、至る所で道が寸断されているため、互いの地区を結ぶ道路がほとんどありません。たとえば、岡山雄町(おまち)郵便局の前を通る狭い道路は西の住宅地へと抜ける数少ない道路のため車の通行が激しくなっています。
ちょうどこの日、雄町局前の道路は工事中で通行止めになっていましたが、このあたり一帯のあらゆる道路では絶賛工事中、通行止めだらけになっていて、経路の選択が大変難しくなっていました。

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岡山津島郵便局
6局目 岡山津島郵便局
この近くには岡山大学があるので、街は歩行者や自転車で通行する人たちで溢れていてまるで都会のようです。うちの近くには三重大学があるのに、こんなに人が歩いていないどころか、飲酒店も遊技場も数少なくてとても寂しいところです。そう考えると岡山大学は活気に満ちあふれてますね。
ちなみに郵便局の駐車場がどこにあるのかわからず苦労しましたが、きちんと局の入口に案内がされていました。

岡山津島郵便局の駐車場案内


10局目 岡山花尻簡易郵便局
岡山市の郊外にある局ですが、簡易局なのにかなり立派な佇まいになっています。
局内にはATM端末もあるし局員も多くてかなり活気がありました。

11局目 岡山平野簡易郵便局
こちらの簡易局は家族経営っぽい感じの簡易局です。
住宅街の並びにあるので地元の人たちしかやってこない様子がうかがえます。
写真では分かりませんがポストの裏側には野菜が段ボールに入れられて雑然と置かれ、販売されていました。

平野簡易局の向いにある謎のお店
「花」 と大きく書かれているのにその下にはゲーム・トレーディングカード。
どうやらカードも売っているお花屋さんみたいですが、店頭に並んでいるのは洗濯物ばかりです。

13局目 岡山流通センター簡易郵便局
今回のコースはできるだけ山陽本線を渡らずに西へ西へと向かっていくコースで計画しましたが、ここで、一旦線路の南側へと渡ってこの郵便局に寄ることにしました。
なんとなく、あとで行き残してしまう可能性があるので・・・というところです。
物流団地の組合施設の中にありますが、予想以上にお客さんが多くて、局員さんが内線でヘルプを要請したところ、事務所からもう一人局員さんがやってきて処理をしてくれました。私が局を出て撮影している間もお客さんがひっきりなしに入ってきて大繁盛の様子でした。
ちなみにポストは集配のおぢさんが開函中。

14局目 庄郵便局
写真に写っているのは道添いにある旧局舎。東の方からやってくるとまずこの建物が目に飛び込んできますが、現局舎はこの近くのちょっと奥まったところにあります。
局員さんには 「よくここがわかりましたね」 と言われました。
奥まっているとはいえ、道沿いに看板が大きく立っているので迷うことはありません。

ここから異様に狭い道路を抜けて中庄駅方面へ

15局目、中庄駅のすぐ近くにある倉敷中庄駅前簡易郵便局。
見ての通り郵便局はわざわざ「倉敷」が頭に着いています。
こちらの郵便局も繁盛していて、小さな局内にお客さんが続々とやってきました。
なぜか事務室の一角には小学校によくあるタイプの二宮尊徳像があり、気になってしかたありませんでした。

16局目 倉敷生坂(いくさか)簡易郵便局
この郵便局はけっこうわかりにくい所にあります。道路も細くて局前まで入っていったら戻るのが大変そうだったので、近くの空き地に駐めました。
局内も狭くてなかなか味わいのある郵便局となっています。

ちなみに郵便局へ入っていく道路の入口にあるのが水路に架かるこの頼りない橋。
乗ったら沈みそうな上に駒止めもなくてちょっと恐ろしい。そして、すっかり岡山名物として全国で有名になったこの手の水路はなぜか柵がほとんどないので増水すると道路との境目がわからなくなって落ちて死ぬ人は毎年10人くらいいるが、岡山ではよくある話 なので改修されないとのこと。

次の倉敷酒津(さかづ)局で通帳が満タンになったので更新。
三井アウトレットモールが向いにある倉敷寿町郵便局に寄り、局内に通販商品の展示スペースがある倉敷八王子郵便局などを回り、西阿知郵便局では、となりにパンの木村屋があるので昼食を購入。
高梁川を渡るとまもなくして船穂(ふなお)郵便局。この辺りは今は倉敷市になっていますが、かつては船穂町という大変小さな町でした。Wikipediaを見ても何の特色もないような町で、大きな税源もないのによく町として存続していたなと思います。

ここから進路を西から北へと切り替えて丘を越えます。

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 22局目 穂井田郵便局
漢字の通りに 「ほいだ」 と読むちょっと気が抜けた感じの局名です。
郵便局に行くには集落内に入る道に入らないと行けないのですが、この道へ入るタイミングがものすごく難しい。完全に初見殺しみたいなことになっているので、初めての人はよく下調べしてから行きましょう。と、いっても少し通り過ぎた時から回り込むことができますが。

局内では局長が何やら最近発売された倉敷の切手のことについて岡山弁全開で談義中。
倉敷市合併50周年の切手がどこも売り切れ続出で、他局から融通してくれと言われるけども、うちにもないんだよというような話でした。別の郵便局では発売日2月1日の午前中に無くなったと言っていました。

穂井田から丘を一つ越えると小田川の谷に入ります、
この辺は郵便局が多いので、少し進行方向を無視して遠回りしないといけないのですが、ここにきて天気が崩れはじめ、小雨が降ってきました。
真備西郵便局まきびの里郵便局と、真備(まきび)の名前が続くのは、かつてここが真備町という町だったからでもありますが、もともと奈良時代の吉備真備の出生地なので、ことさら「まきび」という言葉がもてはやされています。ちなみにこの町の特産品はタケノコだそうです。


26局目 川辺郵便局
国道沿いにもなくて、旧山陽道沿いにもないので、どこにあるのかと地図をよく見てみたら、その2つの道路の中間みたいな所にありました。地元の人じゃないとわからないような立地です。
駐車場がかつての集配ヤードになっていて、バイク小屋も残っているのに近年の集配廃止情報には上がってこないことから、相当な昔に集配局としての機能は失われたようです。
局内はお客さんが次々とやってきたのでここでは10分近く待たされました。

川辺からは、来た道をまた引き返すので次の局までは10キロ以上間が開きます。

27局目 三谷郵便局
井原鉄道三谷駅の近くで高架をくぐり抜けると集落の中にポツンとあります。
局内には局長の趣味なのか色んな石が展示されており、その中に井原鉄道のトンネルを掘ったときに採取した貫通石が置いてあります。

30局目 小田郵便局
古い町並みの残る矢掛 (やかげ) を通り過ぎて、井原市の手前の小田というところまで来たときに
16時を迎えたため終了。出足を挫かれたわりには何とか30局に乗っかったのでまぁまぁだったんじゃないでしょうか。
小田局の回りも古い町並みが良く残っていますが、その中にかつては小田郵便局の旧局舎も残されていました。しかし残念なことに近年になって取り壊されたようです。
また、それとは別に先代の局舎が現局舎の近くに遺っていたようですが、現地ではそのことに気がつかなかったので撮影するチャンスを逃しました。

それでは最後に各局の経過時間一覧と通帳画像となります。




翌日に続く

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