2017年2月19日日曜日

ATMの無い直営郵便局


郵便局関連のコンテンツに久々に新しいリストを追加しました、


ATMサービスのある簡易郵便局

ATMサービスのない直営郵便局

どちらも公式ページで検索条件をうまく指定してやると表示できるらしいので、わざわざ作ることもないだろうと放置していたのですが、いざ作ってみると面白いことが見えてきました。

ATMの無い直営局は、局舎が狭隘だったりする理由で全国に何カ所かあるのは知っていましたが、最近は局舎の建て替えなどしてATMのある郵便局にしているため近年はだんだんと数が少なくなってきました。
移転などでATMの無い局から有る局になった局については以下の表の通りです。


さて、ここまでは先週の記事で書いた通りなんですが、ATMサービスのない直営郵便局の廃止された郵便局に関してちょっと間違いがあったので一度リストを取り下げて、内容を訂正しました。
どこがアレだったかというと、 2014年以前に廃止された郵便局に関してはATMの有無について情報を持っていなかった可能性が高い、ということです。

このサイトが公開される遙か前、2011年頃にサイトの原型ができた頃はATMの営業時間をデータベースに保持していなかったのですが、何年か前にこれを追加しました。
そして、正確な時期はわかりませんが、各所に残るメモの痕跡から2014年7月頃に仕様を追加したらしいということがわかってきました。
そうなると、昔に廃止された郵便局は古いデータのままであるものを多いので、ATMが有ってもデータが無いので「ATM無し」扱いになってる。これをリストに出したら正確なものではなくなるのでリストから2014年7月以前に廃止ものを除外しました。

当初、廃止された郵便局にATM無しのものが多いという点で非常に気になったので記事を書いたのですが、正確な裏付けがないのではっきりと言えないですね。
しかし、廃止された郵便局には建物の感じからしてATMがあったとは思えないような郵便局もあるので、もし2010年の段階からきちんとデータを保持していたらもう少し何とかなったかなぁと思いました。


2017年2月15日水曜日

【局めぐり記】 兵庫県内東西横断 福崎から猪名川へ

http://postal.kiramori.net/routemaker_map.php?id=18
クリックすると地図を表示します
日時 : 2017年2月7日
天気 : 曇りのち晴れ

前日は岡山県矢掛町の小田郵便局で終わってから、福山市内に行き、そのあと大変な思いをしながら姫路の方まで戻ってきました。
深夜2時に姫路バイパスを下りて、福崎という姫路市の北の外れにある町を目指します。


福山から姫路にかけてはガソリンがだいたい128円前後のところが多く、どこで給油しようかと悩んでいたところ、福崎のあたりになると120円の所がありました。
驚いたことに福崎周辺のガソリン相場は大変安くて、117円という店まであります。

さて、当日は朝から雪がちらつく中、開局の10分前に1局目の福崎高岡簡易局に到着。
開局まで時間があるので2011年に移転するまで使われていた局舎を撮影したりしていました。
9時直前になって局のシャッターがおもむろに開いたので入局。
ここはわりと若い男性の局員が営業しています。車が置いてあるのできっと遠いところから通っていると思います。
福崎高岡簡易郵便局

この日の9時台は思っていた以上に順調に進んでしまい。加西市街の外れにある加西郵便局に入った時にはまだ8時50分でした。ここですでに7局目です。
加西局は元普通局タイプの大きめの郵便局ですが、お客さんがほとんどいなくてあっさりと処理が終わりました。


加西市街を外れると家がまばらにあるだけの一面の丘陵地が続きます。
兵庫県も海岸近くは発展していますが、ここまで内陸に入ると田舎そのものの風景が広がっています。ちょうど千葉県の下総台地あたりの雰囲気に似ているでしょうか。
次の加西玉野簡易郵便局は、カーナビに記載されてはいるものの、近くに行くまで郵便局があるのかどうか疑わしいようなとても寂しい場所にあります。
ポストの立つ入口から細い道を進んだ先にある一軒の民家が郵便局となっていました。

加西玉野簡易郵便局
郵便局を出ると目の前には寂しく佇む墓地があって、その端っこの辺りは火事で焼けこげていました。焼けた大きな切り株があるのでおそらく落雷で燃えたのではないかと思います。
とにかく寂しい感じのする所でした。

次の富合郵便局は、県道から少し脇道を入ったところにあり、かつて集配局だったことがわかるような鉄筋の建物になっています。その次の加西和泉郵便局は狭い集落の中にあります。

宇仁簡易郵便局は何度か前の道を通ったことがあったのですぐにわかりました。
局の建物はたいへん年季が入っているのですが、建物の中も良い感じになっています。
ただ、暖房が入っていないのか、とても冷え切った空間になっていました。

宇仁簡易郵便局
この日のルートについてお話しておくと、まず岡山方面から三重県に帰宅するのに、できるだけ帰り道で短くなるようにしたいため、兵庫県を西から東へ突っ切るコースにしています。
過去、市川町から加西市の北部を通って西脇市へと抜けるコースと、姫路市北部から小野市に抜けるコースを旅したことがありますが、今回はちょうどその2つのラインに挟まれた一本道の未踏コースとなります。
そして、この宇仁簡易郵便局をもって加西市は完訪となりました。

さて、ここから一旦北へと進路を取り、西脇郵便局を目指します。
去年、西脇市内の郵便局を次々と回っていった際に、時間が足らなくて一局だけ残してしまったので、その埋め合わせをすべく寄り道をしています。
西脇市は兵庫県内陸のかなり地味な町ですが、郵便局の数がけっこう多く、全部の局を回ろうとすると半日くらいかかってしまいます。また、15時で閉店する簡易局があるため、午後から回る場合は回る順番に注意が必要です。

西脇市も完訪し、次は加東市へ。

社郵便局
加東市は2006年にできたばかりの新しい市で、加西に対しての加東ではなくて、もともと加東郡という地域だったので、それをそのまま市名にしてしまいました。
しかし、郵便局は旧町名のまま、社(やしろ)郵便局を名乗っています。
西脇に続いて旧普通局クラスの郵便局で、こちらはかなり混雑していて6人待ちになっていました。
どうにもならないので郵便局のとなりにあったオサレなパン屋に入って昼食を取ることにしました。前日に引き続き、郵便局の隣にあったパン屋で昼食です。
結局15分近く待たされてようやく処理完了。

社の町を外れてしばく南へ進むと辺りは一面の田園地帯となります。

次の小野住吉簡易郵便局は、市境を跨ぐので、この境目あたりは道路状況が極端に悪く、以前この辺で、近道をしようとせまい道路を進んでいったらいつの間にか畦道に突入して泥だらけになったあげく、バックで延々と戻る羽目になったことがあります。

住吉を出たあとはひたすら道なりに東へ進み小野小田、中東条、社上久米、東条と順調に訪問局を延ばしていきます。
東条はもともと東条町というところで、釣針の生産という地味な地場産業がありますが、私は今回の旅ではじめて東条という町が存在していたことを知りました。



社鴨川郵便局

社鴨川郵便局は加東市の北部の山奥にぽつんと存在している郵便局です。
東条から北へ進むと、東条湖という貯水池みたいなものがあって、この畔には小さな遊園地がありますが、ここからさらに奥へと進むと鴨川の集落に辿り着きます。
篠山から姫路に抜ける国道372号線のルートからも微妙に外れているので、今まで一度も前を通ることはなかったのですが、行ってみると思ったより立派な局舎になっていて、局員も3名体制になっていました。
局員さんに 「雪が降っているの、ここら辺だけでしょう?」 と訊かれましたが、まさにこの時、郵便局の回りだけ小雪が舞っていました。
郵便局の右隣には古い木造の建物があるので、旧局舎ではないかと思いましたが、局員に伺ってみると、農協の建物だったとのことです。



鴨川で加東市は完訪となり、続いては三田市に突入です。
山道を進んでいくと、山のてっぺんのような所にあるつつじが丘というニュータウンに一局あります。そして、そこを通り過ぎると福知山線の線路沿いに出て、しばらく進むと相野郵便局があります。

さて、この相野郵便局、ちょうど局舎壁面の塗装工事をしているところで、壁一面にビニールシートが貼られていてまるで営業をしている風には見えませんでした。
ちょうど自分の前を走っている車が郵便局に入ろうとしましたが、ちょっと止まって様子を見たかと思うと、さっさと走り出したのでした。
事前情報では閉鎖も移転もしていないはずなので、よくわからないがとりあえず車をとめて入口の所までやってきました。

ものすごく△な局舎

ごらんの通り、入口もポストも全部ビニールで覆われており、業者がペンキを塗ったり、駐車場でブルーシートを拡げてくつろいでいたりする輩もいるので営業中には到底見えません。
でも、ちゃんと自動ドアが開きました。
当然のことながら局内にはお客さんは一人もいませんでした。

どうでもいいですが、こういう工事は非営業日にやるものではないかと思いますが、この日は強風が吹き荒れていたのでペンキが飛び散るのが怖かったです。

ちなみにこちらは相野駅の駅前にある旧相野郵便局の局舎です。
なんと明治時代の建物らしいですが、喫茶店に改造されているので、普通に喫茶店の建物という風にしか見えません。正面から見ると立派な白亜の洋風建築。でも側面から見ると完全にハリボテ状態で面白いです。
どうやら喫茶店としてはもう営業していないみたいなので、いつまで在るかはわかりません。


25局目 三田四ツ辻郵便局
この日、車を止める場所に一番苦労した郵便局。
郵便局裏手の道路も狭くてどこにも車を寄せることができず、仕方なく局舎の横に無理やり寄せて駐めました。公式には郵便局の駐車場は 「なし」 となっているので、もともと駐車場は用意されていないという認識でしたが、局に入る時、入口に駐車場の案内がありました。どうやら、郵便局の脇を進んだ先にある月極駐車場に駐められたのだそうです。
なお、郵便局のとなりには古びた廃屋のようなモノがありますが、これは旧局舎でなくて潰れた医院の建物だとのこと。郵便局は昔からずっとこの位置にあるそうです。


28局目 三田上野郵便局
福知山線の東側にある丘陵の上にある郵便局。目の前は大きな総合病院があります。
この郵便局は2011年に火事で燃えたらしくて、局舎はそのあと建て替えられたはずなので新しいものになっていますが、火事のおこる7年前の2003年に移転していることから、先代の局舎はかなり短命だったということになります。
では2003年の移転まではどこにあったのか。


ここで、三田郵便局のWikipedia記事を引用してみますと・・・
1954年(昭和29年)4月1日 - 有馬郡三輪町上野に上野分室を設置。
1956年(昭和31年)10月5日 - 上野分室において、電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
1961年(昭和36年)10月16日 - 上野分室を廃止。代替として同日、三田上野郵便局が設置された。

つまり、この郵便局はもともと三田郵便局の分室だったものが独立したものだったのです。
移転前住所の 「三田市大原1314-1」 というのは道向いにある国立兵庫中央病院の住所と同じなのでここの施設の一角にあったのではないかと思います。


ここからあと1時間となったので最後の追い込みに突入します。
29局目 三田小野簡易郵便局はかつて特定局だったこともある、いわゆる格下げの簡易局です。
兵庫県の南部で格下げになっているのはここくらいではないでしょうか。
外観もさることながら、中に入ると調度品もカウンターの造りも直営局と見わけがつかないようになっていました。
当局は昭和60年に特定局の局舎を引き継いで出発し、その後2001年に改築をしているので建物としては簡易局固有のものになっています。


30局目 木器郵便局
木器と書いて 「こうづき」 と読む相当な難読局です。
写真は郵便局の裏手付近に今でも残っている昔の郵便局舎。今は個人宅の一部となっています。
まだ当時の公衆電話用の小窓が残っていていますね。
ちなみに兵庫県内には木器のほかに上月という同じ名前の郵便局があるのですが、発音が違うのでしょうか。読みがなの通りだと聞いただけでは判別つかないような気がします。

31局目 西谷郵便局
ここが宝塚市内だということが驚愕の、かなり田舎にある郵便局。
しかも驚いたことに現役の集配局。


32局目 六瀬郵便局
こちらは逆に集配局でもないのにデカすぎる局舎。
1991年までは集配局だったらしいのですが、この局舎はどこにも集配局としての機能の痕跡を持っていないので、ただ単に立派な郵便局という感じになっています。


33局目 猪名川郵便局
本日はここで終了。猪名川町を代表する郵便局として、今はニュータウンの中にありますが、かつては猪名川の役場りあたりにありました (猪名川役場前簡易局はその移転後にできたもの)

南側からやってくると簡単に入れるのに、北側から来ると目の前に見えてるのに入れない (道路に中央分離帯があって右折できない) という構造になっています。

以下、各局の退場時間と通帳の中身




加西玉野簡易郵便局は 「郵便局」 の文字のない省略形のタイプです。
これしかなくてゴメンねみたいなこと言われて押された記憶があります。

相野郵便局のハンコは潰れてて謎物体になっていますが、おそらくハートマークとベルだと思います。
三田福島のモチーフもベルですね。

2017年2月14日火曜日

【局めぐり記】 岡山平野を横断して吉備路へ


http://postal.kiramori.net/routemaker_map.php?id=17

日時 : 2017年2月6日
天気 : 晴れ時々曇り
 
今回は2日の休みができたので前回大雪のせいで行くことのできなかった山陽地方へ行きました。
前日のうちに姫路バイパスの別所パーキングに詰めて、仮眠。
翌朝、岡山に向けて2号線をひたすら走り、瀬戸内町にある笠加簡易郵便局よりスタートする予定でした。
ところが、当日の朝に見たものはバイパスを埋め尽くす渋滞の列。
どうやら姫路市の西の方で事故があったらしく、通行規制で大混雑となっていました。
このままでは辿り着けないと下道に降りて、1時間くらいかけて龍野西ICまで辿り着いて、ここから和気ICまで高速で移動。本来ならのんびりと国道を走っていても間に合う予定だったので、朝からグダグダの状態となってしまいました。

笠加簡易郵便局
 1局目の笠加簡易郵便局には9時30分にようやく到着。
ここはかつて農協委託の簡易局でしたが2006年に閉鎖され、2013年に個人委託で再開されました。邑久町周辺は2012年に局を回っていたため、その1年後に復活してしまい、いつか訪問しなくてはとずーっと思いながら4年近くが経っていました。
局内には局員さんが3人もいて簡易局とは思えない気合いの入り具合です。

ここからは岡山市内の北部を西へ西へと進んでいくコースを取ります。
2局目、岡山四御神(しのごぜ)までは13キロ。実際に行ってみると30分近くかかります。
この四御神と書いて「しのごぜ」と読む難解な地名についてはこの地区に4つの神社があったからと言われています。しかしいくら調べても 「ごぜ」 がなぜ神社をさすのかよくわかりません。この4つの神社は奈良の大神(おおみわ)神社を分祀した説があるので、大神の神官の先祖である巨勢 (こせ) 氏のことをさしてるのかもしれません。

さて、ここから東岡山駅の北側にある住宅地を横断しながら西へと向かうわけですが、この辺りの住宅地はあまり都市計画がきちんとしないままに開発されたところらしく、至る所で道が寸断されているため、互いの地区を結ぶ道路がほとんどありません。たとえば、岡山雄町(おまち)郵便局の前を通る狭い道路は西の住宅地へと抜ける数少ない道路のため車の通行が激しくなっています。
ちょうどこの日、雄町局前の道路は工事中で通行止めになっていましたが、このあたり一帯のあらゆる道路では絶賛工事中、通行止めだらけになっていて、経路の選択が大変難しくなっていました。

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岡山津島郵便局
6局目 岡山津島郵便局
この近くには岡山大学があるので、街は歩行者や自転車で通行する人たちで溢れていてまるで都会のようです。うちの近くには三重大学があるのに、こんなに人が歩いていないどころか、飲酒店も遊技場も数少なくてとても寂しいところです。そう考えると岡山大学は活気に満ちあふれてますね。
ちなみに郵便局の駐車場がどこにあるのかわからず苦労しましたが、きちんと局の入口に案内がされていました。

岡山津島郵便局の駐車場案内


10局目 岡山花尻簡易郵便局
岡山市の郊外にある局ですが、簡易局なのにかなり立派な佇まいになっています。
局内にはATM端末もあるし局員も多くてかなり活気がありました。

11局目 岡山平野簡易郵便局
こちらの簡易局は家族経営っぽい感じの簡易局です。
住宅街の並びにあるので地元の人たちしかやってこない様子がうかがえます。
写真では分かりませんがポストの裏側には野菜が段ボールに入れられて雑然と置かれ、販売されていました。

平野簡易局の向いにある謎のお店
「花」 と大きく書かれているのにその下にはゲーム・トレーディングカード。
どうやらカードも売っているお花屋さんみたいですが、店頭に並んでいるのは洗濯物ばかりです。

13局目 岡山流通センター簡易郵便局
今回のコースはできるだけ山陽本線を渡らずに西へ西へと向かっていくコースで計画しましたが、ここで、一旦線路の南側へと渡ってこの郵便局に寄ることにしました。
なんとなく、あとで行き残してしまう可能性があるので・・・というところです。
物流団地の組合施設の中にありますが、予想以上にお客さんが多くて、局員さんが内線でヘルプを要請したところ、事務所からもう一人局員さんがやってきて処理をしてくれました。私が局を出て撮影している間もお客さんがひっきりなしに入ってきて大繁盛の様子でした。
ちなみにポストは集配のおぢさんが開函中。

14局目 庄郵便局
写真に写っているのは道添いにある旧局舎。東の方からやってくるとまずこの建物が目に飛び込んできますが、現局舎はこの近くのちょっと奥まったところにあります。
局員さんには 「よくここがわかりましたね」 と言われました。
奥まっているとはいえ、道沿いに看板が大きく立っているので迷うことはありません。

ここから異様に狭い道路を抜けて中庄駅方面へ

15局目、中庄駅のすぐ近くにある倉敷中庄駅前簡易郵便局。
見ての通り郵便局はわざわざ「倉敷」が頭に着いています。
こちらの郵便局も繁盛していて、小さな局内にお客さんが続々とやってきました。
なぜか事務室の一角には小学校によくあるタイプの二宮尊徳像があり、気になってしかたありませんでした。

16局目 倉敷生坂(いくさか)簡易郵便局
この郵便局はけっこうわかりにくい所にあります。道路も細くて局前まで入っていったら戻るのが大変そうだったので、近くの空き地に駐めました。
局内も狭くてなかなか味わいのある郵便局となっています。

ちなみに郵便局へ入っていく道路の入口にあるのが水路に架かるこの頼りない橋。
乗ったら沈みそうな上に駒止めもなくてちょっと恐ろしい。そして、すっかり岡山名物として全国で有名になったこの手の水路はなぜか柵がほとんどないので増水すると道路との境目がわからなくなって落ちて死ぬ人は毎年10人くらいいるが、岡山ではよくある話 なので改修されないとのこと。

次の倉敷酒津(さかづ)局で通帳が満タンになったので更新。
三井アウトレットモールが向いにある倉敷寿町郵便局に寄り、局内に通販商品の展示スペースがある倉敷八王子郵便局などを回り、西阿知郵便局では、となりにパンの木村屋があるので昼食を購入。
高梁川を渡るとまもなくして船穂(ふなお)郵便局。この辺りは今は倉敷市になっていますが、かつては船穂町という大変小さな町でした。Wikipediaを見ても何の特色もないような町で、大きな税源もないのによく町として存続していたなと思います。

ここから進路を西から北へと切り替えて丘を越えます。

http://postal.kiramori.net/routemaker_map.php?id=17

 22局目 穂井田郵便局
漢字の通りに 「ほいだ」 と読むちょっと気が抜けた感じの局名です。
郵便局に行くには集落内に入る道に入らないと行けないのですが、この道へ入るタイミングがものすごく難しい。完全に初見殺しみたいなことになっているので、初めての人はよく下調べしてから行きましょう。と、いっても少し通り過ぎた時から回り込むことができますが。

局内では局長が何やら最近発売された倉敷の切手のことについて岡山弁全開で談義中。
倉敷市合併50周年の切手がどこも売り切れ続出で、他局から融通してくれと言われるけども、うちにもないんだよというような話でした。別の郵便局では発売日2月1日の午前中に無くなったと言っていました。

穂井田から丘を一つ越えると小田川の谷に入ります、
この辺は郵便局が多いので、少し進行方向を無視して遠回りしないといけないのですが、ここにきて天気が崩れはじめ、小雨が降ってきました。
真備西郵便局まきびの里郵便局と、真備(まきび)の名前が続くのは、かつてここが真備町という町だったからでもありますが、もともと奈良時代の吉備真備の出生地なので、ことさら「まきび」という言葉がもてはやされています。ちなみにこの町の特産品はタケノコだそうです。


26局目 川辺郵便局
国道沿いにもなくて、旧山陽道沿いにもないので、どこにあるのかと地図をよく見てみたら、その2つの道路の中間みたいな所にありました。地元の人じゃないとわからないような立地です。
駐車場がかつての集配ヤードになっていて、バイク小屋も残っているのに近年の集配廃止情報には上がってこないことから、相当な昔に集配局としての機能は失われたようです。
局内はお客さんが次々とやってきたのでここでは10分近く待たされました。

川辺からは、来た道をまた引き返すので次の局までは10キロ以上間が開きます。

27局目 三谷郵便局
井原鉄道三谷駅の近くで高架をくぐり抜けると集落の中にポツンとあります。
局内には局長の趣味なのか色んな石が展示されており、その中に井原鉄道のトンネルを掘ったときに採取した貫通石が置いてあります。

30局目 小田郵便局
古い町並みの残る矢掛 (やかげ) を通り過ぎて、井原市の手前の小田というところまで来たときに
16時を迎えたため終了。出足を挫かれたわりには何とか30局に乗っかったのでまぁまぁだったんじゃないでしょうか。
小田局の回りも古い町並みが良く残っていますが、その中にかつては小田郵便局の旧局舎も残されていました。しかし残念なことに近年になって取り壊されたようです。
また、それとは別に先代の局舎が現局舎の近くに遺っていたようですが、現地ではそのことに気がつかなかったので撮影するチャンスを逃しました。

それでは最後に各局の経過時間一覧と通帳画像となります。




翌日に続く

2017年2月13日月曜日

石川県の廃止予定2局

金融庁の許可業者一覧にある郵便局銀行代理業者のページを久しぶりに覗いてみたところ、12月末現在のものに更新されており、改めて資料によく目を通してみると、新規認可された郵便局の中に、今はまだ直営になっている郵便局が2件ありました。


12月20日に認可された石川県の千路と黒島の2局については現在簡易局ではないので、これでこの2局の廃止・簡易局化が決定していることがわかります。
どちらもそんなに辺鄙な所にあるわけではないのでけっこう予想外ですね。

能登地区の郵便局はすべて回っているので この機会に出向くことはありませんが、簡易局になるともう一度行かなくてはならなくなります。


 

千路郵便局
羽咋市の町中から10分くらい田圃の中を走ると小さな集落の中にひっそりとあります。
南の田園地帯に横たわる邑知潟はもともとは巨大な湖沼だったのですが、干拓でどんどん小さくなって今はほとんど川のような姿になっています。
羽咋市街から七尾線に沿うようにして東へと続く平地は邑知潟断層帯によるズレの動きが作り上げた顕著な地溝帯となっています。
羽咋といえばUFOの街として有名で、図書館や駅前もちょっとしたスポットになっていますし、千里浜(ちりはま)海岸は車で走行できる砂浜という珍しいスポットになっています。

金融庁の例の資料では 千路簡易郵便局(仮) の住所は現在の局のある位置とは異なるので、写真にある局舎は使われなくなり、新たな建物で営業を開始するようです。





黒島郵便局
輪島市の西海岸、門前町と呼ばれていたエリアの海岸沿いにあります。
離島のような名称ですが、特に島嶼というわけではなく、ごく普通のひなびた漁村となっています。
2007年の能登半島地震の時には震源地のすぐ近であったため多大な被害を被りました。

ところで、黒島は江戸時代までは北前船の寄港地として相当繁盛していたらしく、付近の民家は立派な蔵を持っています。天領祭には豪華な曳山を繰り出するほか、蔵の中にしまってある当時の宝物を表に出して観光客で大いに賑わうとのこと。

こちらの郵便局は住所はそのままなので局舎は継続して使用する模様です。
しかし、まさかこの郵便局が格下げなんで思いませんでした。輪島市内は西保とか鵠巣とかもっと過疎っている郵便局があるのになんて思います。

これらの郵便局がいつ廃止になるのか今のところわかりませんが、能登半島の郵便局は印象深いところが多くて個人的な大好きなところです。景色もキレイだし、道路も整備されているので普通に局めぐりにおすすめの所ですよ。 (ただし冬の間、輪島は吹雪が吹き付けて過酷な世界になるので春まで待ちましょう)


追記: 両局の廃止・簡易局新設が発表されました。
どちらも3/31が最終日、簡易局は4/3より営業。
http://www.post.japanpost.jp/notification/storeinformation/detail/index.php?id=3046
http://www.post.japanpost.jp/notification/storeinformation/detail/index.php?id=3045


忽那諸島を巡るツアーを企画しています


http://postal.kiramori.net/routemaker_map.php?id=16
クリックすると地図を表示します

◆ はじめに

実に信じがたいことに、郵便局を回って通帳にハンコを押してもらうだけという、こんな地味で無意味なことを趣味にしている人というのは全国に1万人もいるらしい。

この人数の根拠となっているのは、 かつてNHKで2004年から2010年まで放送していた『熱中時間』という伝説の番組で、郵便局を回っているという姉妹が出てきた時、番組で語られたものだったりするのですが、未だにこの数字が本当のことなのかどうか信じられません。
しかし、読者から寄せられた情報によると、香川県のツアー会社コトバスで郵便局めぐりをするツアー企画があるらしいという俄には信じがたい話があり、潜在的にはけっこうな愛好家がいるのではないかということがわかってきました。


ツアー企画の内容はわりとカジュアルな感じで、郵便局へ行ったり、食べたりして楽しそうです。
ただ、実際にツアーで何人もの客が一箇所の郵便局に押しかけてけっこう大変なことになるんじゃないかと心配してしまいます。
そういえば、前述の番組に出てきた姉妹は、営業中は食事も取らないような 「ガチ勢」 で、局をスムーズに回るために入金用紙の束と100円だけ大量に入った銭袋を常備。姉が運転で妹はナビ役という非常にシステマティックな体制に、観ているこっちがドン引きしてしまったという記憶があります。

しかし、つくづく郵便局めぐりって複数人で一緒に回るということに向いてないんですね。スタンプラリー的なもんでありながら、オリエンテーションみたいにそのスピードを競うというわけでもないですし、それぞれの人で回り方のポリシーが違うので、風景印の押印をついでにしたりする人と全くしない人が一緒に回るだけでトラブルになりかねません。

実は大学時代に一度だけ3人で郵便局を回るということをしたことがありますが、 当時まだ車の免許を持っていなかったので、免許を持っているという鎌倉在住の先輩を誘って神奈川県北部の相模湖の方へ出かけたことがありました。先輩はペーパードライバーで、親から借りたという横浜ナンバーのイカついセダンに3人で乗って出かけました。

けれども山道が多いのに疲れたらしく、3時くらいで先輩がもう帰りたいと言い出してしまい、これをなだめながら、なんとかして回ったという感じになり、なんとか14局まわったのですが、なかなか大変だなという思い出ばかりが残る結果になりました。
そして、私が郵便局を回ること自体に興味を失ったということもありますが、2度目が開催されることはなく、先輩との関係もそのうち無くなりました。

そういうわけで、わざわざ複数人で組んで回るなんて色々面倒だし、郵便局の処理待ち時間が長くなるだけだし良いことは何もないと思っていました。


◆ 離島をグループで回るという手段

しかし、ここで考え方を変えてみてみました。
もし離島の郵便局を攻める場合、これを複数人で挑めるなら海上タクシーをチャーターして回るという手段が十分にありうるのではないかと。

たとえば、瀬戸内海に微小な島々を抱えている香川・愛媛・岡山・広島・山口の各県は、離島部をどう訪問していくかについてしばしば頭を抱えてしまいます。あるいはこれらの島々は深刻な過疎化に直面しているので、いつか行けばいいと思っていたら郵便局が閉鎖・廃止してしまったというようなケースが山ほどあります。

島の中には定期船の本数が十分でないために、ほぼ一日を費やしてまでいかなければならないような島もあります。でも、ここで海上タクシーを使っておけば、もう少し自由度の高い離島巡りができるのではないかと常々思っていました。

しかし、海上タクシーというのはとても高いものです。
一つの島を渡るだけで5000円から数万円とられます。これを一人で乗って使うというのは贅沢の極みですし、いくら何でも金がかかりすぎます。
郵便局をまわっているという全国の一万人の郵便局めぐり愛好家のうち、誰かがそういう企画を立ててくれれば喜んで乗っかりたいのですが、未だにそういう話を聞いたことがないので、ここは自分が企画を立ててみようかと思いました。

とりあえず一度試しにやってみようということなので、今回は愛媛県の忽那 (くつな) 諸島をターゲットに企画を立ち上げることにしました。
忽那諸島はこの手の企画をやるのには間違いなく打ってつけではないかと思います。
なぜなら・・・

・ 島数が多いのに定期船の本数が少ないので全島を一日で回ることができない。
・ 定期船の値段が高い。(高速船で津和地まで往復するだけで4080円)
・ 船だけでなく徒歩や車で回らないといけない局がある (車の航送料は高い)

この3つだけで、忽那諸島を回る気をなくさせるのには十分の理由なのですが、これらはチャーター船を使うことによって簡単にクリアすることができます。
チャーター料は参加人数で割り勘すれば一人の支払いは少なくて済みますから、後で計算して見せる通り、通常の方法で回ろうとするときにかかるコストよりも安くなる可能性だってあります。


さらにこういう地理的なメリットもあります。


・ 松山市街から港までのアプローチが簡単。
・ 松山空港からとても近いので、その日のうちに首都圏へ帰ることができる。
・ 松山までは高速バスだけではなく、小倉や広島からフェリーで渡ることもできる。
・ 松山にいけば宿泊施設がいくらでもある。

早い話が松山市内にあるので、何かと交通の便がいいということなんですが、特に空港と市街地が大変近い松山は、観光をしたらすぐに飛行機で東京に帰れるという点では日本国内でもなかなか他に例の無い素晴らしい都市だと思います。
また、忽那諸島は市街から近いのに海はキレイなので、手軽に離島気分が手に入るというところでもあります。


あと、ここを選んだ理由がもう一つあるのですが、それはこの地域に閉鎖している郵便局がないということ。
現状で瀬戸内海の離島は長期閉鎖の簡易郵便局が多くあるのですが、香川でいえば手島とか志々島といった回りにくい島の郵便局が閉鎖のままになっていますし、山口県屈指の難関・平郡島の郵便局も閉鎖されてしまいました。これらの点で見ても忽那諸島は何の問題もありません。

そして、今回は忽那諸島の島々だけではなくて、山口県岩国市に属している柱島にも上陸します。
これはほとんど今回の企画の最重要ポイントなのですが、柱島は瀬戸内海でも屈指の 「行くだけで一日が終わってしまう島」 です。それはこの時刻表を見てもらえればわかってもらえると思いますが、まさしく一日をまるごと潰さないと訪れることはできません。
今回の企画はそういう意味で、柱島が最終目的地ということになります。
柱島へちょっと寄り道の感覚で行けるということだけでも十分な価値があると私は思っているのですが、どれだけの方がこの素晴らしさをわかってもらえるのか、正直不安です。

さらにオマケで興居島(ごごしま)という素晴らしい島にもいけますね。

これらの行程を定期船を駆使してやろうとすると3日と半日かかることになります。
それを1日で回れるのだから得した気分になりませんか?



◆ 実際の見積もりを手に入れてみる

今回島を回るにあたって現地の海上タクシー会社か釣船屋を押さえなければ行けませんが、忽那諸島には株式会社あいらいんという会社がクルーズ船の運航をしており、4時間コースなら45000円、10時間なら70000円という値段設定です。70000円なら7人で割れば一人10000円だろうと簡単に計算ができますが、実際には消費税がつくのでもう少しかかります・・・。

今回のプランではかなり頻繁に入港と移動を繰り返すので、ほんとうに70000円でいけるんだろうかという不安もあってさっそく見積もりをお願いいたしました。

結論からいうと、着岸料1000円/一箇所や保険料4000円、増速代、自動車代込みで92454円という金額が出てきましたがスケジュールとしては問題なくいけるだろうという回答でした。



上記の表は8名で運行したときの見積もりです。
保険料金が人数によって変わるのと、自動車の台数が8人以上のときに3台必要になるので、7名以下の場合はもう少し安くなります。
とりあえずこの見積もりをもとに、参加人数ごとの総額と、一人あたりの費用を計算したのが次の表。



参加人数4人では一人あたりの負担が大きいので、少なくとも5人からにした方がよさそうです。船の定員は15名までいけるそうですが、そこまで多いと郵便局での処理時間がかかりすぎるので、多くても8人までではないかと思います。

また、5人だと20000近くかかってしまいますが、6人になると定期船で回った場合の交通費とたいして変わらなくなます (定期船で回ったときの金額はこのあとで説明します)


実際にこのツアーに参加する場合は現地へ行くための費用や、前泊に要する費用が各自発生します。この企画はあくまでも現地集合、現地解散で、純粋に船をチャーターする代金に関してのみ参加費用を取ることになります。

※ 見積り内容は記事を書いた当時のものなので、最終的なものは告知記事を見てください。

船で回るタイムスケジュールについては。既にあいらいん社様から提案をされているので以下の通りで行きたいと思います。



集合は三津浜港に8:30とします。
12:00に中島西岸の饒(にょう)という港に入ってからは自動車で島内の4局を回り、一周してまた饒へと戻りますが、けっこう余裕のあるスケジュールなので残った時間を昼食休憩にあてられます。
三津浜に到着するのは16:00過ぎとなりますが、松山空港からの便はわりと余裕があるので松山市街に戻って少し観光するぐらいの余裕はあります。

※ タイムスケジュールは記事を書いた当時のものなので、最終的なものは告知記事を見てください。


◆ 定期船で回った場合にどうなるか

ちなみに今回のコース、すべて自力で回ったらどのような金額になるかは気になると思うので、実際にタイムスケジュールを組んで試算してみました。
忽那諸島を結ぶ主要路線の中島汽船は、諸島の西と東で別系統の運航を行っていて、フェリーと高速船があったり、寄港する港が便ごとに違うなどかなり難解なことになっています。まずは時刻表をまとめてみましたのでご覧下さい。

西も東も便数はある程度あるように見えますが、特に西の高速船が複雑なコースになっていて、隠岐汽船の運航表なみに難解なものとなっています。しかし、9:00-16:00という貯金可能な時間帯に島と島との間を行き来する便について黄色くハッチングをかけてやれば一日に3便しか有効に使える船がないということがわかります。東なら4便ありますが、いずれにしても朝夕の本数の多さのわりに日中の運航がほとんどありません。
さらに中島島内は船で回ることに限界があるのでバスを使うのを検討しましたが、バスの本数があまりに少ないためこの方法は全く使えません。自動車を持ち込むと大変高く付くので、ここは大浦に用意されているというレンタサイクル(500円) を使うことにしておきます。
最初にも書きましたが中島汽船自体が西と東の2つのコースに分かれているので、これらを1日で回ることは不可能で、必ず2日を要します。これらの条件をもとに組んでみた完璧すぎるスケジュールがこちら。

さらに、忽那諸島とは別の県にあるため山口県の方からでないといくことができない柱島の時刻表についてはこちら。

柱島はかつて柳井から伊保田経由で松山に向かうフェリーが寄港していた過去もありますが、現在は早朝と夕方しかいかないという定期船のひどすぎる時刻設定に頭が痛くなります。日中にある臨時便については基本的には土日だけですが、12/30と1/4、お盆の4日に関しては平日になるパターンが数日だけあるので、ここをピンポイントで狙うことになるでしょう。

あと、興居島については2系統のフェリーが運航されていますが、だいたい一時間おきに出ているのでこちらの時刻表を参考にしてください。こちらは利便性がよいので半日で済みますね。

以上のスケジュールをもとに運賃を計算してみたのがこちらです。
以上の見積もりから13400円という結果がでたのですが・・・。
実際に行動した時のことを考えると3日半かかるので3泊分の宿泊費用が別途20000円近くかかり、さらに松山と岩国を移動するなら三津浜港から柳井港までのフェリーに乗って3190円、JRで岩国駅までいくのに580円、実際には岩国駅から港までけっこう距離があったりするのでバスに乗るとまた出費という具合にけっこうな費用がかかります。なにより3日半もかけて回るだけのヒマは勤め人にはありません。


◆ ということで...
ここまで長らく計画の内容を書いてきましたが、今回ばかりは参加者を集めないと費用面で厳しいので、ここまで読んでみて興味が湧いたとか、是非参加してみたいという方がおられましたら、下記のメールアドレス宛かコメント欄でお知らせ下さい。 私を含めた参加人数が5名以上になりましたら本気でツアーを始動させようと思っています。
とりあえず3月末をめどにやるかやらないかを決めますが、早く集まった人たちの中で開催日時を決定してしまいますので、できるだけ早く参加表明してくれると有り難いです。

とりあえず、今決まっていることをおさらいして書いておきます。



   開催日時: 5月29日(月) 、もしくは 6月5日(月)

   集合場所: 当日、三津浜港に8時30分まで

   解散場所: 当日、三津浜港にて16時30分頃

   参加費用: 人数によって変わるので本文中の表を参照。
   チャーター船の費用以外の請求はありません。

   募集人数: 4~7名

   募集期間: 2017年3月末まで

   連絡先: inukugiya@gmail.com

※ 上記募集内容は記事を書いた当時のものなので、最新は告知記事を見てください。

開催時期は台風や濃霧の影響が無い季節を狙って設定しています。
また、月曜にすることで前日までの土日を移動にあてることができ、当日は首都圏の人なら飛行機でその日のうちに帰宅できるということを想定したものとなっています。
もちろん火曜も局めぐりにあてて、ゆっくりと帰宅するという計画でもいいと思います。
自動車で参加する方については港に駐車場の用意をしてもらわないといけないので、あらかじめお知らせ下さい。
 
なお、開催日時の順延は考えてないので、参加人数が集まらなければ今年の催行はきっぱりとやめます。
一人ではなかなかできないチャーター船離島ツアーなので、この機会に興味をもってもらえるとうれしいです。


3/23追記

・ 参加者7名のときの車の台数の見積もりを間違っていたので訂正しました。
・ 神浦簡易郵便局の閉鎖にともない行程から外しました。
・ 開催日時、募集人数に追記